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2012年10月3日水曜日

Crowbarを試そうとしてハマる



Essexすらまともにつかいこなせていないのに、
OpenStackのFolsomがリリースされてしまった。

また一からOpenStackのインストールを始めてもいいのだけど、
積んでも積んでも..の
賽の河原的な状況は脱却したい..


もうすこしソフトウェア・エンジニアリングした方法はないものか
としらべていくと..
ChefベースのOpenStackインストレーションを自動化してくれる
Clowbar
なるApache2ライセンスのオープンソースがあることを発見した。




そこで
https://github.com/dellcloudedge/crowbar
下半分あたりにある文書を翻訳してみた。
※もちろん下記参考される場合はAt your own riskでお願いします。



Crowbarプロジェクトへようこそ

本コード及びドキュメントはApache2ライセンス準拠(http://www.apache.org/licenses/LICENSE-2.0.html)です。ソースコード貢献は推奨されています。

CrowbarはDell CloudEdgeソリューションチーム(http://dell.com/openstack)によって、多くの広範な機能をもつツールとして発展したOpenStackインストーラとして(http://OpenStack.org)開発されました。

Crowbarについての設計情報の多くはRob Hirschfeld氏のブログ(http://robhirschfeld.com)に掲載されています。

このWikiはCrowbarのオペレーションについての情報を維持しています。ユーザや開発者向けのドキュメントはGit repoにコミットされる予定です。中間更新についてはこのWikiにて発表していきます。

既知の課題についてはリリースノートを参照して下さい。

各自のClowbarコピーをビルドする場合は、crowbar repos内のreadmeを参照して下さい(https://github.com/dellcloudedge/crowbar/blob/master/README.build)。いくつかの重要な情報がビルドプロセスについて説明しています:
* ビルドプロセスは、Ubuntu10.0とCentOS上でテストされています

資料には、crowbar-dev.isoを使用しない新規インストールから、次のステップがあることが説明されています。

0: ISOを使用してブートすると、Ubuntu 10.10のセットアップを行い、Clowbarをステージングします
1: Ubuntuの場合crowbar/crowbar、RedHatの場合root/crowbarでログイン
2: sudo su - root 実行
3: Ubuntuの場合cd /tftpboot/ubuntu_dvd/extra、RedHatの場合cd /tftpboot/redhat_dvd/extraを実行
4: ./install admin.crowbar.org(もしくはadminノードのFQDN) を実行

ノート:もしインストールが動作しない場合、"sudo chef-client"を試しインストレーションの最後のパートを繰り返すことで問題をフィックスすることができます。

その後、Crowbarの残りをインストールします。ネットワーク設定のデフォルトを変更していないのであれば、Crowbarサーバにアクセスすることができます:
* Crowbar UI  http://192.168.124.10:3000.  (crowbar/crowbar)
* Chef UI  http://192.168.124.10:4040.  (admin/password)
* Nagios  http://192.168.124.10/nagios3.  (nagiosadmin/password)
* Ganglia  http://192.168.124.10/ganglia.  (nagiosadmin/password)

我々はこのWikiを完全な状態にするように運営しています、自由にコンテンツ更新してください。

なるほど、
Chefというフリーのソフトがあって
Ruby DSLでスクリプト的なものを書いて
インストレーション自動化が出来るらしい。
それをOpenStackのものを書いてくれて
UIなんかも作ってかぶせているらしい。

高く売りつけてやりゃいいのにDELLも。太っ腹だなあ..


読んでいないがソフトウェアデザイン2012/10月号に
Chefの話が書かれているみたい。ご参考迄。

どうもインストール先のサーバは
BIOS設定でPXEブート設定してネットワークブートさせて
Crowbarのエージェント的なものを動かして順次構築していく
つくりのようだ。

これはいい。

んで、試してみようと
crowbar-dev.iso はどこかな..と
探してみると、
@Zehicle Crowbar Resources
http://crowbar.zehicle.com/
なるところにあるのを見つけた。
まだ枯れてるバージョンの方はEssexのBarclampしかのっかていないみたいだ。。

しょうがないので"Crowbar 1.4 with OpenStack Essex"を選んで
ダウンロードしてみた(注意:結構時間かかります)。


VMware PlayerでDVDをISOイメージにした仮想マシンを起動して
(ウィザードで仮想マシン作る時にこのISOファイルを指定すると
 Ubuntu自身のインストーラになるので、最初はDVD対象を空にして
 仮想マシンできてからDVDをISOイメージを指すように変更する)
起動してみた。

さすが、自動インストールソフトのISOイメージだけある。
ノーミスでするするインストール完了した。
昔オラクルがガッツ石松にDBインストールさせてたけど、
ここまではガッツ石松でもできそうだ。


..けど、clowbar/clowbarでログイン出来ない..
どうなってるんだろう..

どなたか、おしえて~

(2012/10/08 追記)
ログインできない..などと唸っていたが
衝撃の事実

スペルをずっとclowbarだと思ってました!

crowbar/crowbar
ですかっとログインできました。

..いや、穴があったら入りたい..

2012年10月1日月曜日

Ubuntu10.04LTSへOpenMeetingsをインストールする



まえにBBBをインストールしたが
もうすこしWeb会議システムっぽい
オープンソースがほしくなり
OpenMeetingsをUbuntu10.04LTSへインストールしてみた。

基本
http://code.google.com/p/openmeetings/wiki/UbuntuLucidLTS
にしたがってインストールすればいいが
2箇所だけこのとおりでは動作しないところがあるので
残しておく。


1つめ。

sudo apt-get install sun-java6-bin sun-java6-jdk sun-java6-jre sun-java6-fonts mysql-server imagemagick gs-gpl libt1-5 zip unzip subversion git-core checkinstall yasm texi2html libfaac-dev libfaad-dev libmp3lame-dev libsdl1.2-dev libx11-dev libxfixes-dev libxvidcore-dev zlib1g-dev libogg-dev sox libvorbis-dev libgsm1 libgsm1-dev libfaad2 flvtool2 lame gcc-multilib autoconf automake1.9 libtool ffmpeg automake

のsun-java6~は既にないのでopenjdk-~で代用する。
私は
default-jdk default-jdk-builddep openjdk-6-jre
とかで済ませた。



2つめ。

cd ./lib/pdf
wget ftp://ftp.foolabs.com/pub/xpdf/xpdf-3.02.tar.gz

のURLはすでにないので、
wget http://linorg.usp.br/CTAN/support/xpdf/xpdf-3.03.tar.gz
で対応した。


3つめは、インストールが全て済んだら
sudo soffice -headless -accept="socket,port=8100;urp;" -nofirststartwizard
を実行してOpenOfficeがポート8100で待ち受けるデーモンをあげておくこと。
これがなくても動くが
Office系ファイルを共有する際にエラーになってしまうので
起動させておく。


ただ..
Fontがないらしく日本語がPDF以外は全部?になってしまう..
こっちの直し方ご存知のかた、
コメントに入れていただければありがたいです。


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