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2013年7月5日金曜日

ソースコードからOpenShift Origin RPMSをビルドする方法を翻訳してみる

OpenShift Origin(オープンソース版OpenShift)のRPMを
ローカル上に構築する方法を翻訳してみた。

翻訳内容について保障はできませんので、
at your own riskで参照して下さい。

原本は、以下のリンクです。
(OpenShift GitHub) Building OpenShift Origin RPMS from source

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ソースコードからOpenShift Origin RPMSをビルドする方法


このガイドは、GitHubからOpenShift Origin ソースコードを入手し、Origin RPMSのローカルコピーをビルドするウォークスルーを提供する。

OpenShift Origin は、パッケージをビルドするためには、Fedora19もしくは RHEL 6.4 コンパチブルシステムが必要となる。ビルドを処理するために最小インストレーションで開始することを推奨する。


OpenShift Origin リポジトリ

OpenShift Origin ソースコードは、5つのリポジトリで構成されている:

  • origin-dev-tools:このリポジトリは、ローカルもしくはEC2へOpenShft Originインストーレーションのビルドやテストに必要なすべてのビルドツールが含まれている。
  • origin-server:ブローカ、ノードおよびDNSのためのプラグイン群、通信及び認証機能のソースコードを含むメインリポジトリ。OpenShiftインストレーションで使用するいくつかのコアカートリッジも含んでいる。
  • origin-community-cartridges:このリポジトリは、Fedora 19インストレーション中に使用する追加カートリッジ群を含んでいる。
  • rhc:このリポジトリはOpenShiftベースのPaaSへアクセスするためのコマンドラインツールを含んでいる。
  • puppet-openshift_origin:このリポジトリは、OpenShift Originを設定するためのpuppetスクリプトを含んでいる。




ビルドの必要条件


1. 基本の依存パッケージ群をインストールする(root)

 yum install -y rubygem-thor git tito yum-plugin-priorities wget vim-enhanced \
  ruby-devel rubygems-devel rubygem-aws-sdk rubygem-parseconfig rubygem-yard rubygem-redcarpet \
  createrepo

2. openshift-dev-toolsリポジトリのクローンを作成する

 git clone git://github.com/openshift/origin-dev-tools.git

3. OpenShift Originソースコードのクローンを作成する

 # origin-dev-tools の checkout から
 export SKIP_SETUP=1
 ./build/devenv clone_addtl_repos master

4. 必須パッケージをインストールする(root)

 # origin-dev-tools の checkout から
 # このステップはたくさんのRPMをインストールするため時間がかかる
 ./build/devenv install_required_packages

5. RPMをビルドする(root)

 # origin-dev-tools の checkout から
 ./build/devenv local-build --skip-install

RPMがorigin-rpmsディレクトリ上で利用可能となる

6. RPMメタデータを作成すると、ディレクトリはYUMリポジトリとしてアクセス可能となる

 # origin-rpms ディレクトリから
 createrepo .

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